一般新聞や経済新聞とかを見ていると
最近『トービン税』という用語を目にする事が
多くなって来たように感じるだけど
『トービン税』とは、いったいどんな意味なんだろうね！！


この『トービン税』、この言葉を聞いて
すぐに意味が理解できる社会人の方は
かなりのビジネスマンかも！？


『トービン税』を簡単に一言でいうと
国際金融取引への課税の意味になるんだ！！


投機目的の短期的な取引を抑制するために課せられる
低率課税の意味合いで、将来的に心配されている金融危機にそなえ
救済資金としての準備金の為に考えられた税法らしいんだ。


なんでも、金融経済危機対策で財政赤字が膨らんだ先進国が
発展途上国の貧困や地球温暖化対策を支援する際の
財源目的という意味合いもあるみたいなんだ。


イギリスのブラウン首相が強く提唱しているようなんだけど
実際のところは、どうなんだろうね・・・。


因みにトービン税には、世界各国が
同時に導入しないと効果が出ないような
問題点も抱えているようなんだ！？


いうのも、非導入国があるような場合
投資家の莫大な資金が、非導入国へ
集中的に流れてしまう事が懸念されているんだね！！


だからアメリカを中心に

「自由な資本移動を妨げる」

このような批判の声が上がっているのも事実のようですね。


『トービン税』の導入で、ますます大きくなって行く方向へ加速している
国際金融を抑制できるかもしれないけど、
仮に失敗でもしようものなら金融システム不安定が起こる可能性も大きいんだよね！！


実際、世界的な不況が長引く中で
次の時代へ向け、いったいどんな政策がとられるのか！？
成り行きに注目しておきたいところではありますね。